東洋医学とは

 東洋医学にはさまざまな医学が含まれ、その一つである中国に由来する医学も、本場中国と日本では、江戸時代の鎖国による国交断絶以降大きな差ができました。現在では中国の医療を「中医」、日本の医療を「和漢」と呼び区別されています。


 「漢方」とは、西洋医学の「蘭方」に対比した日本独自に発達した医療のことを指します。しかし、これらの分類は、一般の方にはわかりにくいことと、イデオロギーの分断という不毛な争いを生じかねないので、当サイトでは明確に分類することを、あえてやめることにして、東洋医学と漢方を厳密な区別をすることをしないようにしました。


 また、当サイトの医師(つゆくさ医院院長)は、1998年より中国の医師(中医)の胡栄先生に師事しています。そのためつゆくさ医院における保険診療では、ツムラ製薬などのエキス製材を中心に診療を行っていますが、当サイトにおいては、日本の保険制度で補うことのできない中医の薬を中心に構成された生薬を処方しています。


 中医は鎖国以降の飽食の時代にも常に変化し更新されています。一方の漢方医学は、江戸時代の処方を崩すことなく、受け継がれてきたものです。当サイトでは、双方の長所と短所を認識しつつ、現代生活に則した最善のご提案を目指して進化し続けることを目標にしています。

 

 

[関連解説]

東洋医学と西洋医学(西洋薬と漢方の違い)