28 越婢加朮湯*(閲覧専用ページ)
関節の腫れや痛み、皮膚炎の初期に使われる
口の渇きやむくみ、汗が処方の目安になる
<ポイント>
①「越婢加朮湯」は、炎症によって関節が熱をもった感じで腫れていたり、関節液がたまっているような場合、例えば関節の腫れや痛み、関節炎などに用いられます。
②また、熱感や発赤の強い湿疹や皮膚炎などの皮膚疾患にも使われます。さらには夜尿症などにも使われることがあります。いずれも病気の初期で、比較的体力のある人に向く薬です。
③口が渇いたり、むくんだり、汗が出たり、尿量が減ったりといった症状が処方の目安とされます。
④皮膚炎では、分泌物が多いような場合に使われます。
<配合生薬>
石膏(セッコウ)、 麻黄(マオウ)、蒼朮(ソウジュツ)、 大棗(タイソウ)、 甘草(カンゾウ)、 生姜(ショウキョウ)
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