漢方薬とは

 漢方薬とは、これまでの人類が、膨大な経験則に基づいて発見してきた薬草です。(動物性のものもありますが、当院のお薬には特別な場合を除き、植物性のものだけで構成されています。動物性のものが含まれる場合には、必ず商品詳細ページに注意書きがあります。)


 世の中は「陰」と「陽」のバランスに則って構成されているという陰陽理論に基づいています。漢方薬は、そうしたバランスの乱れを治すものなので、心身のバランスを整えている自律神経のバランスを調整するものです。

 


[漢方薬は効かない?


 たまに西洋医の先生から漢方をもらって「漢方薬ってあんまり効かない」という方がいますが、それはその医師が患者さんの状態「証」を誤診している可能性が高いです。この症状にはこの漢方。という一対一対応の西洋医学的な治療とは違います。
漢方を処方している医師が、きちんと「証」を考えているかどうかは、舌診や脈診・腹診などを毎回するかどうかでもある程度見分けがつきます。