101 升麻葛根湯(ショウマカッコントウ)
by つゆくさ管理者
風熱による皮疹の初期治療に使う。水疱瘡や帯状疱疹の初期にも用いる。
<ポイント>
① 葛根湯は風寒に対する処方だが、升麻葛根湯は風熱に対する処方で、悪寒よりも発熱症状が強い時に適している。
② 風熱により目の充血、口渇、発疹があるときに用いる。
③ 舌尖が紅く、熱邪によって舌が乾燥し、脈は浮脈になる。
④ ノドが痛い時は、銀翹散との併用が望ましい。かゆみ強ければ80柴胡清肝湯を併用する。
<配合生薬>
葛根(カッコン)、 芍薬(シャクヤク)、 升麻(ショウマ)、 甘草(カンゾウ)、 生姜(ショウキョウ)
右と左の矢印を使ってスライドショーをナビゲートするか、モバイルデバイスを使用している場合は左右にスワイプします