The Crepuscular Grove Asuna+
つゆくさ医院院長の伊達伯欣は、学生時代から医学と共に音楽制作を続けて来ました。医療に携わりながら、薬物治療だけでは治らない原因として、生活と食事について考えてきました。東洋医学では陰陽理論を元に世の中の全ての事象を考えて行きますが、現代における社会生活において、多くの方が脳を陰性化する時間を適切に取れていないということが分かってきました。従来人間は、社会生活という脳の陽性活動の時間を経ると、その後静かな夜を迎え、虫の鳴き声や川のせせらぎ、風の音を聞きながら眠りについて脳を陰性化し、小鳥のさえずりと共に朝を迎えているのです。
一般的な音楽の多くは、脳を陽性にしますが、つゆくさ医院では「アンビエント・ミュージック」や「フィールドレコーディング」と呼ばれる東洋思想にも基づいた脳の陰性化のための音楽が流れています。また香や光といった部分においても総合的な環境づくりを目指しています。つゆくさ医院における環境対策は、自然の重要性を再認識することの重要性を考える「きっかけ」になることをテーマにしています。
このようなつゆくさ医院の提案する環境や医療が、全ての人に心地よいものではないかもしれませんが、そういった部分まで考えて行く医療を当サイトでも心がけ実践して行きたいと考えております。
ここではその一部をご紹介します。
---------------
[The Crepuscular Grove Asuna+]
2010年のStudents Of Decayからのリリースに続く、6年振りのAsuna & Opitope のセカンドアルバムが登場。アコースティツクギター、ピアノ、エレクトリックギター、シンセザイザー、自作楽器、フィールドレコーディング、オモチャなど様々な生楽器や素材を使い牧歌的で生の質感をもつ暖かいアルバムに仕上がった。アルバムタイトルの『The Crepuscular Grove』(薄明かりの木立)が表すように、どこか懐かしく、自然の敬意に溢れたハートフルな環境音楽。少年の時代の野原で遊んだ日々を思い出すような雰囲気を持ちつつ、時にアンデルセンの童話のような不可思議な森の中を彷徨い、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』のような、思いもかけない音との出会いと先のよめない物語の展開は二重、三重の仕掛けをもったまさに音楽のラビリンス。数知れない即興ライブを通過した長年のキャリアから紡ぎ出す、美しいメロディとさりげないノイズが作り出す重厚な音世界はアンビエントミュージックのタイムレスな傑作となった。(レーベルサイトより)
Artist:Asuna & Opitope(Chihei Hatakeyama&Tomoyoshi Date)
Label : White Paddy Mountain
Release : 2016
Track List:
1. The Lake Was Opened When Came Out Of The Grove At The Dawn (06:16)
2. Shimmering Lake Emblaze The Shady Trees(07:19)
3. Tiny Worms Wriggling Under The Light Shines (06:48)
4. Patches Of Sunlight On The Forest Floor (06:02)
5. Heard The Breathing Of Deep Woods (08:14)
6. Preparing For A New Journey (01:47)