68 芍薬甘草湯*
古くから使われている痛みを止める頓服薬
急に起こるさまざまな痛みに効果を発揮
<ポイント>
①「芍薬」と「甘草」だけで構成されているシンプルな漢方薬です。痛み止めの頓服薬として、比較的広く使われています。
②『傷寒論(しょうかんろん)』という中国・漢代の医学書に載っている処方で、昔から即効性があることで知られます。
③「芍薬甘草湯」は、急激に起こる筋肉のけいれんをともなう痛みに対してよく用いられ、こむら返りの薬として知られています。
④急性の腰痛・腹痛などにも使われます。そのほか、内臓の筋肉のけいれんにともなう痛みにも広く用いられ、胃痛や、胆石・尿路結石の発作時の疝痛(せんつう)、月経痛などにも応用される。
⑤最近では、肝硬変の人や腎不全で透析中の人などの、筋けいれん対策に有用ともいわれています。
<配合生薬>
甘草(カンゾウ)、 芍薬(シャクヤク)
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