対症療法とは

 「症状」というものには、必ず原因と意味があります。その根本原因の多くは、食事と生活にあります。

例えば、頭痛に対して鎮痛薬を使うと、その成分が直接、痛み物質の産生を妨害して、痛みという症状は治ります。

ところが、痛みが出てしまうその根本的な原因に対しては、何も治療をしていません。また、どうしてその痛みが出ているのか、どうしたらその痛みが出なくなるのか。について何もわからないままです。

このような治療を「対症療法」と呼びます。痛みの原因が自然に解決しない限り、からだはメッセージである症状を再び出し続けることになります。