当サイト利用の際は医師の診察が必要です。
「つゆくさ医院を受診したことのない方」より問診票を送信後、診察券をお求めの上、診察(電話)の予約をお取りください。医師の診察を受けた後、処方メールが届きますので、そちらを参考に当サイトから製品をお求めいただけるようになっております。
1週間以上経っても診察のご予約案内が届かない場合は、下記ページをご参照の上、メール設定等を見直していただき、改めて当サイトへご連絡ください。
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発送作業のみ、つゆくさ医院開院日に準ずるため、通常(1週間〜10日)よりお時間をいただいております。ご了承ください。
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保険診療は診察時のみとなります。
当サイトでは、「病」の状態にまで至らない、ちょっとした不調を「自分で整える」ことができる医療をご提供したいと考えているためです。
保険診療は、国民皆保険制度によって医療費の一部を国が負担してくれるという制度です。賛否両論ある制度ですが、どんな方も医療を受けられるようにしてくれる制度があることは、とても大きな意味があります。この制度は世界的な常識ではなく、日本の医療制度面は、国際的にもその評価が低くはありません。ただし、この制度の中で行われる医療の中には、この医療制度なりの限界もあることが事実です。私たちは、国の制度に依存しない部分での、持続可能な医療の可能性を、この場で考え、探し続けていきます。
この度のコロナ禍でも医療は常に現場で変化していくことを、実感されている方も多いのではないでしょうか?保険医療というものは、その認可制度のしくみ上、常に最先端の医療が受けられるとは限らないのです。一般的には保険制度の範囲内の医療は安全性が高いと考えられています。確かに比較的安心して受けられる医療ではあるのですが、必ずしもその医療が、全ての人に最良の医療であると限らないのです。とくに「対症療法」と呼ばれる症状を消すだけの治療が、保険医療制度における治療の大半であることは否めません。
つゆくさ医院では、主に保険制度の範囲内での処方をしています。保険制度の中で行われる医療には、その医療なりの長所があります。医療というものは、本来「自分で治す」ための手伝いをするものです。ご自分の不調が、自分自身で治せない状態に至ることが「病」です。当サイトでは、その状態にまで至らない、ちょっとした不調を「自分で整える」ことができる医療をご提供したいと考えております。
これは当サイトの運営方法上、致し方ないことをご了承ください。(眼科の医師が、目のこと以外のことにはご対応できないことと同じです。)そのため、個人的な健康に関するご質問全般には、お答えし兼ねますことを、ご了承いただけますと幸いです。
なお、状況により対応が変わることも予想されますので、特別な場合は、当サイトメール(contact@tsuyukusaonline.com)へお問い合わせください。
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ただし、とても狭い病院であるため、通常の診療が行われている時間帯には、このサイトに関する製品に対するご対応は、業務上とても難しいことをご理解いただけますと幸いです。
実店舗の対応時間は不定期のため、その都度、つゆくさ医院ホームページにてご確認いただけますようお願いいたします。何かございましたら当サイトへお問い合わせください。
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1.舌の表と裏をそれぞれ撮影
2.問診内の舌の写真欄「ファイルを追加」ボタンを押し、撮影した舌の画像(表と裏各1枚)をアップロード
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お問い合わせ後、「メール相談チケット」を購入していただきます。チケット確認後、順次返信をいたします。返信には1週間程度お時間をいただくこともございます。緊急には対応しておりませんのでご了承ください。
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こちらからの返信ができない(または迷惑メールフォルダ等に振り分けられる)ケースが出ております。連絡帳に登録する等、contact@tsuyukusaonline.com の受信設定をお願いいたします。
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当サイトでは医薬品を含む製品を販売しているため、このような仕様になっております。ご不便をおかけいたしますが、ご理解いただけますようお願いいたします。
尚、医薬品のご注文は、つゆくさ医院、またはつゆくさONLINEにて診察を受けた方のみとなっております。ご了承ください。詳しくはご利用ガイドをご参照ください。
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つゆくさONLINEをはじめてご利用の方で製品が表示されない場合は、こちらで承認がまだできていない可能性もございますので、恐れ入りますがお問い合わせください。
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大変お手数ではございますが、下記の主な原因と対処法をご参照の上、設定の変更をお願いいたします。
【主な原因と対処方法】
[メールアドレスを誤って登録]
メールアドレスを間違って登録された場合、お客様にご連絡することができません。間違って登録した可能性がございましたらお問い合わせください。
[登録後、連絡先が変わっている]
会員登録された後、メールアドレスを変更している場合は、当店からのメールが以前のメールアドレスに配信されています。ログイン後、マイアカウントより『登録内容の確認・変更 』をクリックしていただき『本人連絡先』の修正をお願いいたします。
[携帯メールのフィルター機能]
携帯電話の迷惑メール対策等でドメイン指定をされていない場合、当サイトからのメールが届かない場合がございます。
そういった場合、受信ドメインの設定(@tsuyukusaonline.com)をお願いいたします。
[フリーメールの迷惑メール対策機能]
Yahoo!メール(×××@yahoo.co.jp)、Hotmail(×××@hotmail.com)、Gmail(×××@gmail.com)等のフリーメールを利用されている場合、迷惑メール対策機能が自動的に設定され、迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性がございます。まずは、迷惑メールフォルダをご確認ください。
また今後、迷惑メールに振り分けられないよう当サイトからのメール(contact@tsuyukusaonline.com)が受信できるよう連絡帳への登録をお願いいたします。
[セキュリティソフトの迷惑メール対策機能]
norton等のセキュリティソフトを利用されている場合は迷惑メールとして認識され、メールが受信されなかったり、隔離フォルダに振り分けられていたり、ゴミ箱に振り分けられてしまっている場合がございます。
そういった場合、受信許可リストの設定をしていたき、当サイトからのメール(contact@tsuyukusaonline.com)が受信できるよう設定変更をお願いします。
[受信ボックスの要領がいっぱいになっている]
受信ボックスの容量がいっぱいの場合、メールの送信は可能ですが受信ができなくなり、送信エラーとして送信者側に戻るか自動的に削除されている可能性がございます。
また、メールを削除ボタンを押していても実はごみ箱に移動しているだけで、削除されず残っているという場合がございます。ごみ箱の容量がいっぱいで受信できない場合もございますので、こちらも併せてご確認ください。
[携帯電話への転送機能]
メール受信を、携帯電話に転送されるよう設定されている場合は、インターネットメールを受信するように設定をお願いします。パソコン側の設定をされていても、転送先である携帯電話の設定がされていないと、エラーとなり受信されない場合もございます。
また、携帯電話の機種によっては文字数制限のため受信ができない場合もあるようです。この場合もエラーとなる可能性がございますのでご注意ください。
[プロバイダー側の不具合]
ご利用されているプロバイダーのサーバーエラー等でメールを受信できていないという場合もございます。こういった場合は、各ご契約先にお問い合わせください。
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なお、納品書(明細書)兼領収書の製品名横にある「*」マークは医薬品となり、医療費控除対象製品です。
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あきらかな不良品、ご注文品と違う製品が届けられた場合には、商品到着後7日以内にお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。
状況を確認の上、必要事項をご案内させていただきます。交換可能な在庫がない場合には、ご返金にて対応させていただきます。
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[漢方薬の効果と副作用について]
漢方薬はゆっくり効く。ということがよく言われますが、驚くほど早く(早いものでは15分~30分ぐらい)効く漢方もたくさんあります。その一方で、陰虚の薬など、半年以上かかって効果が現れるものもあります。
また、漢方薬の効果は、患者さん自身の生活改善の度合いにもよります。食事や生活を改善できる人は治りも早いですが、そこを改善出来ない人はどんなに良い薬を飲んでも、また元に戻ってしまいます。すべての病は、最終的には「自分自身で治すしかない!」ということを忘れないでください。
たまに西洋医の先生から漢方をもらって「漢方薬ってあんまり効かない」という方がいますが、それはその医師が患者さんの状態「証」を誤診している可能性が高いです。この症状にはこの漢方。という一対一対応の西洋医学的な治療とは違います。漢方を処方している医師が、きちんと「証」を考えているかどうかは、舌診や脈診・腹診などを毎回するかどうかでもある程度見分けがつきます。
漢方治療の大きな誤解の一つに、「漢方薬は副作用がないからいい」という誤解があります。漢方薬も「薬」ですから、「証」を間違えて用いれば副作用が出ます。具体的には下痢が続く、胃がもたれる。舌がヒリヒリする。身体がだるいなどいろいろあります。ただし「漢方薬では副作用が出ても、止めれば治る」ということがほとんどなので、そういった症状がある時には、医師にお問い合わせください。
副作用の症状が長引く場合は採血検査の出来る病院で採血をしてもらってみてください。まれに肝機能を示すGOT・GPTなどが高値になっていることがあります。軽度の上昇(2桁以下)の場合は、体調が悪くなければ内服を続けていただいても問題はありません。異常高値であれば、一度漢方薬の内服を中断すれば、何もしなくても正常値に戻っていくことがほとんどです。当院では患者さんの感覚を最重要視しているので、飲みたくないものは自己中断して、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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西洋医学では、つわりは生理現象だからと経過観察しますが、母体の体調が悪いことが、胎児にとって良いわけはないので、東洋医学では積極的な治療をします。
駆瘀血薬(紅花・芒硝・桃仁・牡丹皮・大黄など)は、早産などを助長する(逆に過期産の治療には駆瘀血薬の桂枝茯苓丸:別名「催生湯」を用います)ので、便秘などの特別な事情がなければ投与することは控えます。ただし、慎重投与に分類される生薬は、多少の内服で問題になることはほとんどないのが現状です。
当院の自整茶では、「巡血茶」に紅花(一般名ベニバナ)が含まれています。また「氣新茶」「鼻通茶」には薄荷が含まれていますが、ミントティーのミントと同じですので、それがすぐに早産につながるということは考えにくいです。牡丹皮・桃仁が含まれるエキス剤の「桃核承気湯」や「通導散」などは強い駆瘀血作用があるので、極力避けたほうが良いですが、妊娠期間中、ずっと桃核承気湯を内服されていた患者さんがいましたが、証に合った処方でしたので、早産することなく、安産で出産されました。
当院の自整茶の多くは、妊娠中に内服していても、ほとんど問題はないですが、下記生薬を含むもののは、特別な症状がなければ、念のため内服をやめて、冷蔵庫に入れておけば、産後の内服も可能です。
また、感冒セットは妊婦さんでも基本的には内服可能です。「銀翹散」にも薄荷が入っていますが、氣新茶同様、それが早産につながることはまず考えられません。また、銀翹散を使わないことによる感冒の増悪のほうが、流産・早産の危険性が高まるので、ノドの痛い風邪のときは、特に銀翹散をご内服ください。症状があるときには、慎重投与の生薬も積極的に用います。
慎重投与
子宮収縮:紅花、牛漆、枳実、大黄など
利尿作用:乾姜、厚朴、呉茱萸、附子、芒硝など
その他:酸棗仁、桃仁、牡丹皮、半夏、薄荷、薏苡仁など
禁 忌 (漢方エキス剤や自整茶には含まれていません)
峻下逐水剤:巴豆、甘遂、商陸
催吐剤:瓜蔕
麻酔薬:洋金花
流産薬:山稜、莪朮、水蛭、虻虫、シャ虫
通窮薬:麝香
その他の劇薬:水銀、砒石
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小柴胡湯とインターフェロンの併用など禁忌とされている組み合わせも稀にありますが、問診や舌診などをして、患者さんごとに「証」を診断している場合は、そのようなこともあまり起こらないのが普通です。詳細は「副作用について」をご覧ください。
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つゆくさ医院の医師が診断し、処方する多くの漢方薬は、保険制度の適応されている範囲内の漢方薬です。また、つゆくさ医院では、より詳細な診察があるため、処方される漢方薬も、より薬効が狭く、強めの漢方薬を、その量も多めにして処方しています。
こちらで購入できるネット診断で処方される漢方薬は、そこまで強くないけど、健康食品と分類される薬草よりも、明らかな効能が認められているために医薬品と分類されるような本当の薬草を用いています。ただし、中医師の先生に師事している医師が処方をしているため、副作用が起こりにくく、ジワジワと効果を発揮するような配合と量による自整茶を調整して販売させていただいております。
その意味では、つゆくさ医院で処方しているような、治すための薬というよりは、お茶会で楽しむお茶のような楽しいものとしてふれあいながら、自分の状態に合わせて、ご自身の体調を振り返りながら、日々の生活の中でバランスを整える。というものだとお考えください。
また、このサイトの漢方薬には、保険適応では認可されていない、現在の中医の方が使われている生薬も多く含まれています。保険医療制度の中では、実現できない医療もいろいろとあります。つまり、みなさまにとって自由な選択肢が広がるという意味があります。
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煎じ薬:従来の漢方で、40分程度煮出してから飲むもの
自整茶:当サイトオリジナルのお茶パックにお湯を注いで楽しむもの
(ただし、医薬品です)
▶詳しくは「自整茶とは」
エキス製材:ツムラなどの煎じ薬の上清成分(抽出液)を顆粒状にしたもの
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昨今の日本の病院でもっとも多く、気軽に使われている医薬品は、解熱鎮痛薬や抗アレルギー薬など、症状を消すための「対症療法」です。
医療費削減のためにこれらの薬は(気軽に処方されてる薬だし、安全性も高そうだから?)、医師の処方箋がなくても薬局で気軽に買えるようになれば、国民のみなさまも幸福になられるでしょう。ということOTC(
Over The Counter)薬品と名付けられ薬局で販売されるようになりました。
当サイトでの漢方薬は、そうした対症療法のための薬ではありません。自然生薬のみからなる当院の自整茶は、お茶を飲む・楽しむという行為を通じて、その薬効を高めるということに治療としての主眼があります。
日々、折りにふれて、自分自身の能動的な選択で「整える」ということは、とても大切で楽しいことだと考えております。
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基本は毎食前が理想ですが、ゆっくり治したい場合は、起床時と睡眠前がおすすめです。
漢方薬は様々な生薬のバランスを調整して 1 つの薬になっ ています。それらの生薬の多くは、胃を通り抜けた小腸(免疫 細胞の宝庫)で効果を発揮します。通常、食べものは二時間程度胃の中に溜まっているので、内服は、漢方薬と食べ物が混ざらない「食間」や「空腹時」が理想です。ただし、現代生活の 中で難しい場合も多いでしょうから、基本的には食前の内服と し、「理想は食間だけど、いつ飲んでも飲まないよりは良い」 とお考えください。食後や食事中に飲んでも基本的には効きます。忙しい方にオススメの内服方法は、起床時と昼食前、就眠前にすると忘れにくいです。ただし、就眠前は体内に水分がた まるので、あまり多くの水分を取らないでください。また利尿作用の強い漢方薬(系など)の眠前内服で、夜にトイレに起きてしまう場合は、眠前の内服を控えてください。
また、漢方薬は内服する種類が増えると、それぞれの漢方薬の効果は落ちてしまいます。そのため、「一回の内服あたり二 種類まで」にするのが理想です。屯用で飲む場合には、定期内服の漢方を一度スキップするか、二時間程度空けてくだい。それぞれの内服間隔は 2 〜 3 時間程度空けば良いです。
初心者の方は、漢方薬を「苦くてまずいもの!」と恐れて大量の水を飲みがちです。飲水量を減らすためには、舌の上に粉末を乗せて、唾液で全て濡れるようになるまで味わってください。その状態になれば水はほんの少量で十分になります。
病院のない野生の動物たちは、自分の味覚と嗅覚で、食べるべきものを選び、健康を維持しています。人間も同じで、自分に合っている漢方薬はおいしく感じる方が多いですが、薬効の関係でどうしてもまずいものもあります。漢方診療では患者さんの味覚も、重要な診断要素なので、おいしい・まずいという感想は、医師にもお伝えください。
最後に内服量に関して、当院では、基本的に 1 日 6 袋の処方をし、そこに屯用が加わると、1 日 10 袋程度になることも あります。量が多いと感じるかもしれませんが、それでも本場中国の四分の一程度の量です。日本人の内服量に中国人のベテラン漢方医は驚かれます。ただし、これにも個人差があります。 飲みすぎると少し気持ち悪くなるなどの症状が出ることもありますので、そういった症状がある場合には無理せずに内服量を減らしていただき、次回診察時に医師にご相談ください。
[関連解説]
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① 煎じて飲む。
これは、本来の漢方薬の内服の仕方です。500ml程度の水で、30分程度ぐつぐつと煮立てたものを空腹時に内服する。という方法です。効果は高まりますが、手間がかかります。
② 急須やボトルにパックを入れて、沸騰したてのお湯を注ぐ。
自整茶は、お茶としてご利用いただくことによって、従来の漢方薬とは異なる整える時間の創出もひとつの薬効と考えています。煎ずるのも良いですが、お湯を注ぎ足す時間ごとに変化する味もお楽しみください。在宅ワークや制作の間に、ご自分を整えることができます。
詳しくは内服方法をご覧ください。
また、エキス製剤や煎じてご内服される場合の理想は食間ですが、いつ飲んでも飲まないよりは飲んだ方が効果が期待できます。一回あたりの内服は、構成生薬が増えるほどそれぞれの生薬の効果が弱くなってしまうため、混合して飲む際には、1〜2種類までにするのが理想です。それぞれの内服間隔は2〜3時間程度空けばよいです。忙しい方は、起床時と就眠時とすると忘れにくいのでオススメです。
漢方薬は様々な生薬のバランスを調整して一つの薬になっています。それらの生薬が最も効果を発揮するのは、胃を通り抜けたところから始まる小腸という免疫細胞の宝庫である臓器であると考えられています。そのため、内服方法としては、食べ物と混ざらない「食間」や「空腹時」に、生薬のバランスを保ったまま小腸に至ることが良いです。一般的に、口から食べたものは胃の中に2時間程度溜まっているので、「食間」というのは食前2時間と食後2時間の間以外の時間を指します。
ところが、現代の忙しい生活の中で、毎日それを守るのは難しい時もあると思います。そのため基本的には、「いつ飲んでも飲まないよりは良いけど、理想は食間である」とお考えいただき、内服を継続してください。食後や食事中に飲んでも基本的には効きます。
また、漢方薬は生薬の種類が増えると、それぞれの漢方薬の効果は落ちてしまいます。そのため、「可能であれば、1回あたり1〜2種類」にした方が良いです。屯用で飲む場合には、その近くの定期内服の漢方を一度スキップするか、2時間程度空けてくだい。それぞれの内服間隔は2~3時間程度空けば良いです。忙しい方にオススメの内服方法は、起床時と就眠時にすると忘れにくいです。ただし、就眠前は身体が体内に水分を溜めるようにシフトするので、内服の際に、あまり多くの不要な水分を取らない方が良いです。また利尿作用の強い漢方薬(五苓散系など)を眠前に内服した時に、夜にトイレに起きてしまう場合は、そういった薬の内服は眠前3時間以上前の方が良いです。
特に初心者の方は、漢方薬を飲む際に、大量の水を飲みがちで、漢方薬を飲むこと自体が大変になってしまうので注意してください。エキス製剤を2袋飲む時の水分の目安はコップ半分ぐらいの水です。大量の水を飲んでしまう方の共通点は、漢方薬は「苦くてまずいものだ!」と恐れて味わっていないということです。飲水量を減らすためには、舌の上に粉末を乗せて、それが唾液で全て濡れるようになるまで味わってください。その状態になれば水はほんの少量で十分になります。しっかり味わっておいしいものを発見したら、その漢方薬はなるべく最後に飲むようにして、まずいものを先に飲むと良いでしょう。ご自分の身体に合わせた内服方法を開拓してください。
漢方診療では患者さんの味覚も非常に重要な診断要素になってきます。病院のない野生の動物たちは、自分の味覚と嗅覚で、食べるべき食べものを選び、健康を維持しています。人間も同じで、自分に合っている漢方薬はおいしく感じる方が多く、そういった感覚も当院の診療では大切にしています。また、味覚自体も体調に合わせて絶えず変化していきます。その反面、どうしてもまずいけど必要な漢方薬もあります。味覚に関しては、医師にも気軽に相談してみてください。おいしい漢方があれば、おいしいとお伝えください。
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また、茶葉を飲用されても、ほとんどの場合は問題ありませんが、不調を感じる方はお控えください。
当院の自整茶のパックは、土に還るものなので、入浴剤や肥料にもできます。但し、浴槽に長く入れすぎると、色がついてしまう可能性がありますのでご注意ください。肌の弱い方は、症状を見ながらご使用ください。
詳しくは▶服用後の楽しみかた
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玉屏風散に関しては、1包を1日2回(平時の風邪予防として)〜4回(家庭内感染を防ぐとき)が大人のおおまかな使用量です。小学生以下は半分程度でも良いですが、飲めるようであれば、大人と同じ量を飲まれても構いません。
また、双黄連に関しては、比較的効能が強いものなので、子どもが暑がっている場合のみ内服させてください。寒気の強い風邪のときは、葛根湯などを使用してください。極端に寒がっていないときは、試しに少し飲ませてあげて、子どもがおいしいというようであれば、好きな量だけ飲ませてあげてください。無理に飲ませ続けなければ、それほど大きな問題になることはありません。
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子どもの場合は野性が強いので、野生の動物のように味覚や嗅覚がはっきりしている子どもが多いです。そのため、自分に必要なときに必要な量だけ飲む。というのが子どもの特徴です。飲みたがる漢方薬なら1回に3袋飲む子もいますが、問題があったことはありません。もちろん、問題を感じるようであれば、やめれば元に戻ります。大量内服を奨励するわけではないので、通常は1回に2袋までにしましょう。
玉屏風散は通常大人量の半分程度でも効果があるので、学校に行く前と帰宅後に内服させてあげると風邪をひきにくくなります。
また、言葉がわかる年代の子どもたちには、なぜ飲むのかを「ちゃんと時間をかけて説明してあげる」ことが大切です。
難しい場合は、子どもが好きな甘い漢方(72甘麦大棗湯や99小建中湯など)に少し玉屏風散をいれてあげると良いです。それでも難しい場合には、「玉屏風散きなこ棒」がおすすめです。
【玉屏風散きなこ棒】
きな粉60g+玉屏風散20g+蜂蜜大さじ3+水大さじ3 ぐらいを混ぜて固まらせて冷蔵庫に保存しながら、朝夕1本食べると良いです。
できれば子どもに作らせてあげると良いです。分量に関しては、上記を基本にして、硬さ・甘さなどを見て調整してみてください。
玉屏風散は肺と胃腸系の免疫力を活性化させるものなので、気虚による疲れや、マスクによる口呼吸で弱った肺気虚、慢性鼻炎、花粉症にも効きます。
幼少期にからだを整えておくと、生涯強いからだで生きていくことができます。
玉屏風散はとても良いものなので、是非お子さんにも内服させてあげてください。
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漢方薬は冷蔵庫のない時代のものなので、カビや虫が発生しなければ基本問題がありません。冷蔵庫に入れておけば、2〜3年もちます。
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