27 麻黄湯(マオウトウ)

比較的体力のある人の

悪寒・関節痛が強く

汗が出ていない段階の風邪に使う薬

 

<ポイント>

① 寒邪によって熱の出る急性疾患の初期で、悪寒、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳などがあり汗が出てない状態に用いる。特に冬、インフルエンザなど。


② 特にインフルエンザの初期などで、節々が痛むときに効果が高い。


③ ウイルスや細菌を殺すための発熱を助ける。汗をかき始めるまでの使用にとどめること。
  発汗後にも悪寒が続く場合には、少し効果の弱い1番葛根湯に切り替える。


④ 特に小児に対して、麻黄湯を使い続けると、脱水状態を助長することがあるので、長くとも2日程度の使用に控えること。


⑤ 舌苔は病邪が表にあるので薄く、寒邪によるものであれば白い苔になる。脈は浮脈。

 

<構成生薬>

麻黄(マオウ)、桂皮(ケイヒ)、杏仁(キョウニン)、甘草(カンゾウ)